第127回 和歌山生まれ、森の香り漂うチョコレート

新しい年を迎え、慌ただしい日々を送る人は多いはず。そんな時に感じるストレスの解消法は、人それぞれお持ちだと思います。好きなアロマを用いてリラックスできる空間を作るのも1つの方法ですよね。一般的にアロマテラピーとは、植物や果実から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のバランスを整え、リラクゼーションやストレスケア、美容や健康維持に役立てる自然療法のことです。このアロマを使ったチョコレートを作っている会社が和歌山にあるのをご存知ですか?

 新宮市にある『エムアファブリー』は、もともとリラクゼーションサロンの経営からスタートし、地元地域資源からエッセンシャルオイルの製造販売、商品開発を手掛けています。そんな同社が製造・販売しているのが『熊野の森が香るチョコレート』です。

熊野といえば、熊野古道や熊野三山をいうキーワードから、森の澄みわたる空気感はもとより、神々しく全てを受け入れる寛容さを感じさせます。同社が製造するチョコレートは、熊野の森の心地よさを作る香りのなかから、熊野杉の香り「48」と、熊野に自生する植物・クロモジから抽出した香り「96」の2種類があります。

「本物の天然の香りを届けたい」という思いから熊野の地にこだわり、木を伐るところから蒸留してできる香りを閉じ込めたボタニカルチョコレートは、和歌山オンリーワンの逸品。

バレンタインも間近なこのシーズン、プレゼントや自分のご褒美として、このチョコレートの香りで、味で、リフレッシュできるひとときを感じてみてはいかが?