第74回 あずまくんが答える『住まいについて、女性の一人暮らしでどのようなことに気を付ければよいでしょうか。』

 女性が一人暮らしを行うときには、気を付けなければならないことがたくさんあります。危険なトラブルに巻き込まれないようにするためにも、女性の一人暮らしで気を付けるべきことを知っておくことが大切です。
 その住まいに女の人しかいないことが分かれば、窃盗や暴行を目的とした人の侵入を許してしまう可能性があります。外から見えやすい位置に女物の洋服だけを干してしまう、外から見える部屋のインテリアやカーテンの柄が明らかに女物という場合は狙われる原因を作ってしまうことになるでしょう。洗濯物を干すときには男物や男物に見える洋服も一緒に干したり、部屋干しによって外から見えない位置に干したりすることが大切です。カーテンはピンクや花柄などの女性の一人暮らしであることが分かるようなものは避ける、日頃からレースカーテンを引いておくことで部屋の中がハッキリと見えないようにすることなどが大事だと言えます。
 女性の一人暮らしの住まいでは、約束していない人がやって来たときに対応しないということも大切です。友達や恋人、家族などが遊びに来る前には事前に必ず連絡をしてもらうように約束しておけば問題ありません。宅配便が届く場合も、近頃は追跡情報によってお届け日時がハッキリと分かるので、荷物が届く予定がなければ出る必要はないです。また、約束をしている場合や荷物が届く予定がある場合でも、モニターや覗き穴で確認してから扉を開けることが大切だと言えます。在宅であることが分かるとなかなか帰ってもらうことができないかもしれませんが、知らない人や不審な人であればしっかりと鍵やチェーンを掛けて対応しないことが大事です。
 自分は大丈夫だろうと思っていても、いつ狙われることになるか分かりません。こういった点に気を付けることによって、危険なトラブルに巻き込まれないようにしておきましょう。