第67回 あずまくんが答える『家の中でペットと暮らすポイントを教えて』
家の中にてペットと暮らす時には床材に意識を向けてあげる事がポイントであり、現在の住宅の床材として使用されている事例が多いフローリングは人間にとっては快適に過ごせる上にケアも簡単な床材ですが、犬や猫などにおいては様相が異なります。 犬や猫は、足の先にある爪を用いて地面をしっかりと捉える特性があるため爪によりフローリングが傷付きますし、中でも小型犬に関しては先天的に膝の骨や股関節が弱いのでフローリングの上にタイルのカーペットやコルクマット、ラグやクッションフロアを敷いてあげなければ脚が滑ってしまい身体が衝撃を受けてしまいます。 タイルのカーペットやコルクマット、ラグやクッションフロアを敷く場所はフローリングの全体ではなく犬が好み過ごす時間が長い場所や、通り道のみでも十分である上にフローリングの上に1枚敷いておけば他の住人に音で迷惑をかける心配もありません。 また、家の中にてペットと暮らす際には室外で育てる事例よりも尚一層しつけを徹底する必要性があります。 一戸建て住宅にてペットと暮らす事例はもちろんですが、特にマンションなどではペットと暮らす事が許されている物件であってもよりしつけをきちんとしなければなりません。 無駄吠えをする回数が多いと家の中であっても他の住人達の負担になってしまう事がありますし、廊下やエレベーターなどの共同の空間で吠えられるとトラブルに繋がりやすいためです。 同様にトラブルに繋がりやすい特徴から徹底した方が良いのが他人に飛びついてしまう癖を直す事であり、時間帯や環境に関わらずコントロールする事ができる状態にしておく事が大事です。 そのようにコントロールする事ができる状態にするには、ペットとの関係性を密にしつつ良好にする事が大事なのでスキンシップをしたり運動させてあげる事が大切ですが、運動は家の中でペットと過ごす時にさらに重要性が高いです。 家の中で暮らしているペットは食事量やおやつの量が多くなりやすい上に運動量が少なめになりやすいため、分量をよく確かめつつ運動させてあげましょう。