第49回 あずまくんが答える『庭の雑草の手入れのよい方法を教えてください。』
せっかくのお気に入りの庭も、少し気を抜いて放っておくとあっという間に雑草が生え出てしまいます。忙しい毎日を送りながらも、何とかして上手に手入れして綺麗な状態を保ちたいものです。
では、庭の雑草を手入れするのによい方法には、一体どのようなものがあるのでしょうか。実に色々な方法があると言われていますが、中でもコストがかからず綺麗に仕上げるためには定期的に草むしりをすることが勧められています。一言で草むしりと言っても、闇雲にやればよいというわけではなく、お勧めのタイミングや状況があるため、その点を念頭に置いて行うことができます。草むしりで重要なのは、雑草を見かけたら季節に関係なくすぐに行うのがポイントです。草むしりをした経験を持つ人なら容易に理解できる点ですが、草は伸びれば伸びるほど手で処理するのが大変になってくるからです。特に梅雨明けは、あっという間に新しい草が生えてくるため、十分の注意が必要です。
庭の雑草を手入れする別の方法は、除草剤を散布することです。自分で草むしりする場合と比べて労力が少なくて済みますし、除草の効果は高いというメリットがあります。土地の状況や雑草の状態などを考慮して、除草剤の種類を上手に使い分けるようにするなら、大きな効果を狙うことができるでしょう。除草剤を使うベストなタイミングについてですが、液体タイプの場合は庭の草が膝下までの丈のうちに散布するのがよいと言われていますが、快晴の日の午前中に散布するのがお勧めです。粒剤タイプの場合はこれから生えてくる草を枯らす効果を持つ除草剤で、雨が降った翌日など地面が適度に湿っているとより大きな効果が期待できると言えます。
これらの方法に加えて、庭の雑草を手入れするのに試してみたいもう一つの方法は、グランドカバープランツを植えるというものですが、その中でも最も代表的なものは芝生でしょう。この方法のメリットは、何と言っても景観が良くなることであり、上手に管理すれば雑草対策としての効果は非常に高いと言われています。