第46回 あずまくんが答える『住宅ローンの種類、その特徴』
住宅ローンには、どのような種類があり、どういった特徴があるのでしょうか。
銀行ローン、フラット35、財形住宅融資に分けられます。
銀行ローンの中でも、変動金利型や固定金利選択型、全期間固定金利型に分けられます。この内、最も利用者が多いのが固定金利選択型です。これは、契約した時点の金利がある一定期間固定され、その期間が終了すると固定で継続をするか変動に変えるかを選択ができるというものです。変動金利型も全期間固定金利型も、それを選択した時点で変更ができないタイプのものですので比較的融通の利きやすいタイプを選ぶ人が多いのがうかがえます。ただし、金融機関によっては固定の期間が20年までというように定められていることがありますので、それが終われば新たに上述の3種のタイプを選べるようになっています。
近年人気になっているのが、フラット35です。35というのは固定金利の年数のことで、これは固定型とされています。民間の金融機関が融資する住宅ローンの債権を、支援機構が買い取りそれを証券化することで投資家に転売をするという仕組みになっています。金利はどこの金融機関でも一定というわけではなく、それぞれで異なっていますので利用をする際には事前に確認をすることが大切です。
財形住宅融資は、財形貯蓄を利用している労働者が利用できる融資のことです。財形貯蓄を利用している労働者は年々増加していると言われていますが、未だ利用していない人も多くそこまで馴染みのあるローンではありません。期間は5年間ですので、それが終了してから別のローンを選択する人も多いです。
住宅ローンは何十年も支払い続けなければならないものなので、どの住宅ローンを利用するのがベストなのかをしっかり確認するようにしましょう。