第44回 あずまくんが答える『一戸建てか分譲マンションか、どちらを購入するかの決め手は』

住居の形態は大きく分けて一戸建てと分譲マンションの2つに分類できるため、物件購入を検討している方は一戸建てもしくは分譲マンションの選定から着手していく事になりますが、2つの選択肢のうち最良な選択をするには家族形態や生活に際し重きを置く点をはっきりしておく事が大切です。
 
 物件購入に際し資産価値を求めたり、自由度が高い暮らしを求めたりするのであれば一戸建てを選ぶべきであり、特に小さな子供を育てている子育て世代に関しては一戸建てを選ぶと、資産価値と自由度が高い暮らしの双方が持つ恩恵が受けられます。
 一戸建ては集合住宅ではなく独立した物件なので室内で子供達が活発に動き回って遊んでも問題が無いですし、物件は自身の持ち物となるので将来的に資産として子供達に物件を譲り渡す事もできます。
 また、子供達が成長した際に建物が存在していないとしても建物が存在していた土地は残り続けるため、土地として資産を譲り渡す事も可能です。
 もちろん、庭で子供やペットと遊び回ったり食事を楽しんだりといった過ごし方も日常的に行えるので、大人も開放感を覚えながら生活できます。

 一方、分譲マンションは不動産会社が駅前などの土地単価が高い場所の土地を購入し分譲マンションを建設する事例が多いため、利便性が高い立地で過ごせます。
 そのため、子供が居らず共働きの夫婦が駅に近い場所に位置している分譲マンションを購入すれば通勤の快適性が高まりますし、高齢の方も駅に近いため公共交通機関を利用しお出かけやお買い物に不便を覚えません。
 さらに、分譲マンションは利便性が高い立地に存在している事で周囲に様々な施設が揃っているのみならず、マンション内にスポーツジムやスパなどが併設されている物件もあるので、物件から出ずに様々な設備を利用したいと考えている方や、高いセキュリティを有している環境下で安心して生活したいと考えている女性などにも適しています。