第21回 あずまくんが答える『賃貸と持ち家の比較、持ち家のメリット』
人生の大きな決断の1つとして、将来はどのような家に住むのかということが挙げられます。
それは家自体の外観や場所などの問題もありますが、特に持ち家なのか賃貸なのかの決断も非常に重要なものであり、将来に大きく関わってくるものといえます。
本記事では、持ち家のメリットをカンタンに解説していきます。
また、持ち家のデメリットも紹介しています。
家選びの判断材料のひとつとしてください。
持ち家の購入方法 ~注文住宅と建て売り住宅~
持ち家の購入方法にもいくつかありますが、大きく注文住宅と建て売り住宅に分けることが出来ます。
注文住宅はいわゆるオーダーメイドの住宅を建てることで、ご自身、ご家族だけのオリジナルな家を建てることができます。
一方、建て売り住宅はモデルハウスなど既に建築されている住宅を購入することです。
持ち家のメリット
持ち家のメリットとして、以下が挙げられます。
その①・・・好きなように増改築が出来る
その②・・・ある程度の騒音なども気にしなくて良い
その③・・・毎月賃料や管理費などを支払わなくて住める
その④・・・マイホームを持っているという充足感を得られる
順に解説していきます。
好きなように増改築が出来る | 持ち家のメリット①
ご自身のマイホームなので、ご自身の好きなように増改築できます。
好きなように増改築などができることで、家族のライフスタイルの変化に柔軟に対応することができます。
ある程度の騒音なども気にしなくて良い | 持ち家のメリット②
持ち家の一戸建ての場合、ある程度の騒音は気にしなくても良くなります。
マンションの場合はどうしても生活音が隣に響いてしまうことがあります。
一方持ち家の場合は、家全体が自身の持ち物になるのである程度の音を出しても気にしなくて良くなります。また、楽器などを使用したい場合で注文住宅を建てる場合は、防音室をつくるなど、より自身の生活に合った家を作ることができます。
しかし、隣家が近い場合などでは、お互いの生活を阻害しないように夜間の騒音は抑えるなど一定の配慮は続ける必要があります。
毎月賃料や管理費などを支払わなくて住める | 持ち家のメリット③
マイホームの場合、毎月賃料や管理費などを支払わなくて良くなります。
賃料や管理費は、費用であり、資産性がありません。
一方、マイホームローンなどの支払いが生じますが、マイホームに対する支払いなので、資産性があり、支払った金額に対して家がついてくる費用になります。
マイホームを持っているという充足感を得られる | 持ち家のメリット④
マイホームを持つことにより、「マイホームがある」という充足感、自己肯定感が出ます。
「なんだ、そんなことか」
と思われるかもしれませんが、この充足感を得られるということが持ち家を持つ大きなメリットでもあります。
持ち家があることで大切な家族を守ることができる、万が一にも「住まい」は保証できるという安心感が出ます。
この安心感を買うという意味でも持ち家を持つ意味は大きいです。
持ち家を持つデメリット
一方持ち家を持つことで、「マイホームローンの支払いが必要」、「その土地に定住しなくてはいけなくなる」という点があります。
マイホームローンの支払いは、35年ローンの場合、35年間支払続けなくてはいけなくなります。
しかし、万が一契約者がなくなってしまった場合は団体信用生命保険により、支払いの必要がなくなるなど、有事への保証も多くあります。
そしてマイホームを建てる事により、その土地に定住しなくてはいけなくなります。
もちろん、移住や転居も可能なのですが、家は「不動産」なので、動かすことができません。
万が一どうしても転居しなくてはいけなくなる場合は、「賃貸に出す」「売却する」なども可能です。
まとめ
いかがでしょうか。
本記事では持ち家を持つことのメリットをカンタンに解説していきました。
もちろん、持ち家を持つことのデメリットもあります。
持ち家にすべきか、賃貸にしておくべきかのベストはお一人お一人、家族ごとによって異なります。
それぞれの特徴を把握した上で、ご自身にあった方を選ぶようにしましょう。