第17回 あずまくんが答える『急に高額な水道料金が請求された場合どうすればよいの?』
水道を今までと同じように使用していたのに、急に請求される水道料金が高額になってしまうことがあります。
このような場合どうすればよいのか解説していきます。
急に水道代が高くなる原因
心当たりがないのに高額の水道代を請求される理由として、まず「水漏れを起こしている」可能性が高いです。
水道管は地下を通っているため、破損していてもすぐに目で確認することができず、水道料金が高額になっていたことで、初めて水漏れを起こしているということが発覚することが多いです。
水道局によっては、前の月よりも水道料金や水の使用量が大幅に増えたときに漏水をしていないか連絡をしてくれることもあります。
水漏れが起こっていることがわかっても、修理が完了するまでの間も無駄に水を流してしまうことになるので、水道料金も請求されてしまいます。
心当たりがないのに水道代が急に高くなった場合は、まず水漏れを疑い、水道業者などに現地調査してもらいましょう。
急に水道代が高くなった時にするべきこと
急に水道代が高くなり、水漏れが原因だとわかったときは、すぐに契約をしている自治体の水道局に連絡をしましょう。
それぞれの自治体の水道局によって、水漏れが原因で水道料金が高額になったときの対処が異なりますが、使用方法に問題がなかったことがわかったときや水漏れが起こっていることが発見しにくい場所で起こっていたときは、高額請求された水道料金が減額されることがあります。
減額をしてもらうためには、それぞれの水道局が定めている基準を満たさなければなりませんし、書類の申請なども行わなければなりません。
基本的に目に見える部分で水漏れを起こしたときは水道料金の減額はありませんが、地下の水道管が破損していた場合は減額してもらえることが多いです。
ただ水道管の破損が敷地外であれば水道局の持ち物になるため修理費用を支払う必要はありませんが敷地内であれば修理は自腹になってしまいます。
賃貸マンションや貸家の場合は、家主負担になることが多いですが、家主や使用方法、水漏れの原因などによっては入居者負担になることもあります。
修理費用もかかってしまうので高額の水道料金が請求されたときはできるだけ早く水道局に連絡して、減額措置を適用してもらえるようにしましょう。
まとめ
水道代が急に高くなる要因として、「水漏れ」が考えられます。
記事で紹介した水道管からの水漏れの他にも、
「洗濯機」「トイレ周り」
「お風呂周り」「その他水回りの蛇口」
などが原因であることも考えられます。
水道管でない箇所での水漏れの場合は、ご自身でも目視で確認、対応できる場合もあります。
水漏れかも?と思った際には、水道管の点検も検討しつつ、確認できる箇所で以上が無いかも確認するようにしましょう。