第155回 笑顔のご利益もたらす『あで~御守』!

落語家・桂枝曾丸さんが演じる「和歌山のおばちゃん」をデザインした『あで~御守』が、春日神社(海南市大野中)で授与されています。

春日神社の創建は奈良時代と伝わっており、聖武天皇から代々の祈願所として朝廷の厚い保護を受けていました。海南市に現存する神社で唯一「正一位」に位置づけられる格式の高い神社で、厄除け、方位除けの神様として地域から信仰を集めています。

 

仕事柄、多方面への移動が多い枝曾丸さんは、かねてより提灯を奉納するなどし、宮司とも交流を深めていました。コロナ禍は落ち着きをみせたものの、まだまだ不安なニュースが多い昨今。2023年初頭、枝曾丸さんと宮司さんは「社会が笑顔で明るくなってほしい」という思いが一致し、御守の製作を思いつきました。

 

御守の授与は、同年1125日より春日神社で始まりました。縁起の良さそうな鮮やかな緑色の袋には、漫画家・マエオカテツヤさんが描き下ろした笑顔満開の「和歌山のおばちゃん」の絵柄が載せられています。授与開始当日には神社本殿で奉納落語会も行われ、多くの人々で賑わいました。

「授与された皆さんからは、肌身はなさず大切にしてくださっていると聞きます。格式の高い春日神社さんの御守ですし、心の平穏と安心を招いてくれると思います。この御守を身につけて、いつも笑顔で過ごしてほしいです」と枝曾丸さんはほほ笑みます。

 身につけているだけで、幸福を運んでくれそうな『あで~御守』。興味のある人はチェックしてみてはいかが?