第139回 ご飯がすすむ! 和歌山生まれのふりかけ
夏らしい暑い日々が続きますが、夏バテになっていないですか? 夏バテになると食欲も落ちて、冷たいデザートやさっぱりした食べ物を求めがちですが、体力を維持するにはしっかりとご飯を食べることが大切です。そこで今回は和歌山産品で作られたふりかけをご紹介。白ご飯にたっぷり振りかけ、もりもり食べて、夏を乗り切りましょう!
まずは、和歌山県産ぶどう山椒を使った「山椒ごましお」。梅を中心に県産土産品製造・販売でおなじみの「ふみこ農園」さん(有田川町)の商品です。ぶどう山椒を粒状のままフリーズドライにし、ボリボリと食感の良い黒ゴマと塩を合わせたもの。独特の香りがふわっと漂い、ピリリとした山椒らしい味わいが後味を引き締めてくれます。
続いて「田中海苔店」さん(有田市)の「海苔たっぷりふりかけ(梅かつお)」は、国産かつおと南高梅を使用しています。海苔屋さんのふりかけということで、海苔がおいしく、活き活きしているのがわかります。海苔の風味がしっかりしているため、パンチのある梅とかつおの味わいが活かされています。
最後は「オカザキ紀芳庵」さん(橋本市)が販売している「熊野牛ふりかけ」です。金色のパッケージが神々しく、豪華な印象ですよね。味は和歌山県産熊野牛を使ったすき焼き風で、甘めの味わいがご飯との相性もバッチリ。これはお子さんにも人気だと思います。
パッケージにも載っているのですが、ご飯の上にふりかけて生卵の黄身をのっければ、贅沢なすき焼き風卵かけご飯として楽しめます。実際に試してみたところ、黄身のまろやかさとふりかけの味わいがマッチしておいしかったです!
和歌山には柑橘や海産物など、ふりかけとして使用できる産品が数多くあります。町なかや産地直売所、道の駅などで見かけたら、試してみてはいかがでしょう?