第136回 雨の日こそ美しい、紫陽花を見に行こう!
県内各地では夏の到来を告げる紫陽花の見頃を迎えています。
そこで今回は多種多様な紫陽花を見学できるスポットをご紹介します。
「和歌山城公園」(和歌山市)で鑑賞できる場所は、砂の丸広場から二の丸へと向かう途中にある「鶴の渓(つるのたに)」。
当時の城主だった浅野家がこの地で鶴を飼っていたのが名前の由来です。
ここにはさまざまな種類の紫陽花が植えられており、青、紫、白といった色とりどりの花を楽しめます。
歩道が整備されているので、周遊して見学できますよ。
開運厄除の霊場として知られる「救馬渓観音」(上富田町)は、お馴染みの紫陽花スポットですね。
境内各所をさまざまな種類の紫陽花が彩り、本堂へと向かう足取りも軽くなります。
もっと深く紫陽花の世界に触れてみたい人は、境内にある「あじさい曼荼羅園」(有料)がおすすめです。
約120種、1万株の紫陽花が咲き誇る紀南屈指のあじさい園で、普段見かけないような花々に圧倒されます。
最後は町の神社さん。「狐島稲荷神社」(和歌山市)で毎年開催されている「あじさい祭」です。
境内には手入れの行き届いた庭があり、約1000株の紫陽花が植えられています。
気軽に見学できるおすすめの場所です。
梅雨になるとモヤモヤした気分になりがちですが、小雨に濡れる花も風情があり、美しいものです。
今、まさに見頃を迎えている紫陽花。気持ちを晴れやかにしてくれる美しさを感じに出かけてみてください!