第135回 和歌山県産の梅、みかん、山椒、じゃばらを使ったクラフトコーラ『IKORA-行楽―』。
近ごろ注目を集めているクラフトコーラをご存知ですか?
スパイスや柑橘類などこだわりの原材料を使用して手作りするコーラのことで、全国各地に多種多彩な商品があります。
和歌山にもクラフトコーラはありますが、梅、みかん、山椒、じゃばらといった地元の名産をミックスしたクラフトコーラ『IKORA-行楽―』が今年5月に新登場しました。
開発・製造元は、海南市にある酒造会社の中野BC株式会社。
「和歌山旅行のお供に」をテーマに、料理に合うクラフトコーラをめざし開発。
商品名は和歌山県の方言「いこら」から名付けられました。
一般的なクラフトコーラは甘さが強いものが多く、何杯も飲んだり料理に合わせたりするのが難しいとされていますが、料理に合うクラフトコーラにするため、同社では和歌山県産の梅や柑橘などのスッキリとした素材を豊富に使用。
ピリッとしたアクセントで料理の味を引きたたせてくれる山椒、爽やかな香りと程よい苦味が特徴の青みかん、強烈な酸味と苦みが特徴のじゃばらが、封を開けた瞬間に鼻先で爽やかに香り、梅のフルーティな香りと酸味が食欲をそそります。
味わいは爽やかでありながら、どっしりとした飲みごたえ。
生姜で辛みを加え、青みかんとじゃばらの苦みが合わさることで生まれるキレの良さが特徴です。
水や炭酸で割るのが基本の楽しみ方ですが、ぜひ試してほしいのは、チャイのように味わえる牛乳割り。
カレーに使用されるスパイスを使っているため、食事の中でも特にカレーとの相性が抜群です。
和歌山県生まれの素材を使った新しいクラフトコーラ『IKORA-行楽―』。
旅行の土産品として、食事と楽しむお供として試してみてはいかが?