第128回 映画『あつい胸さわぎ』雑賀崎ロケ地めぐり
和歌山市雑賀崎や市内各地がロケ地となった映画『あつい胸さわぎ』が、2023年1月27日(金)よりイオンシネマ和歌山をはじめとした全国のイオンシネマで公開されています。同作品は、演劇ユニットiakuの横山拓也が作・演出を務め、各所で大きな話題を呼んだ傑作舞台「あつい胸さわぎ」を、上海国際映画祭アジア新人賞を受賞したまつむらしんご監督と、「凶悪」(2013年)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した髙橋泉とのタッグで映画化。“若年性乳がん”と“恋愛”をテーマに、揺れ動く母娘の切実な想いが繊細さとユーモアを持って描かれています。
【あらすじ】
憧れだった芸術大学に通う千夏(吉田美月喜)。新しい生活に胸を躍らせていた矢先、初期の乳ガンが見つかり、胸を残すか失うかの選択を迫られる。幼なじみの光輝(奥平大兼)への恋心と女手ひとつで育ててくれた母親の思いに揺れる青春ストーリー。この映画は、令和4年10月、東京国際映画祭「Nippon Cinema NOW(特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品)」部門に選出されたことで、非常に注目を集めている。
【出演】吉田美月喜、常盤貴子、前田敦子、奥平大兼、佐藤緋美、石原理衣、三浦誠己
【監督】まつむらしんご 【原作:戯曲】「あつい胸さわぎ」横山拓也(iaku)
そこで今回は『あつい胸さわぎ』の主な舞台となった和歌山市雑賀崎を紹介します。映画を観た人も、これからという人も、ぜひ足を運んで、作品の世界観に触れてみてください!
●雑賀崎漁港の町並み●
日本遺産「絶景の宝庫和歌の浦」を構成する絶景の1つ。イタリアのアマルフィ海岸のような風景と注目を集めています。漁港では漁のある日に鮮魚の直接販売も行われています。千夏の母親役の常盤貴子さんも魚を購入したそうです!
●雑賀崎路地●
レトロな漁師町として散策にもぴったりです。
●奥和歌大橋●
主人公の千夏はここを自転車で走っていました。
●Oceanたかのすセンター●
雑賀崎灯台にあるカフェで土日祝日に営業。テラスから絶景が楽しめます。作中では千夏がアルバイトしていた所として登場しました。
●雑賀崎灯台●
夕景の名所としても有名。ここからの眺めは格別です!