第125回 2023年からの3年間は「和歌山県ダイヤモンドイヤー」です!
和歌山県では2023年から2025年までビッグイベントが目白押し! この3年間を「ダイヤモンドイヤー」と位置づけ、大型キャンペーンが実施されるそうです。
まず2023年は「弘法大師空海御誕生1250年」。高野山を開創した弘法大師空海が誕生して1250年を迎えることを記念して、誕生の地である「善通寺」(香川県善通寺市)、立教開宗の地「教王護国寺」(京都府京都市)、そして金剛峯寺(和歌山県高野町)の3カ所を巡るスタンプラリーが実施されます。この機会に仏教の聖地を巡ってみてはいかがでしょう。
2024年は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年です。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」の3つの霊場と、そこにつながる「参詣道」、周辺の環境を含む「文化的景観」が他に類を見ない資産として2004年に登録されました。「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」を総称した熊野三山には、県内外から多くの参拝客が訪れています。2023年の心願成就に、寺社仏閣巡りをするのもいいですね!
そして2025年には「大阪・関西万博」が開催されます。昨年、和歌山県民文化会館で開催されたシンポジウムでは、万博における県の取り組みが紹介されました。和歌山県は関西広域連合の「関西パビリオン」(仮称)の中に「和歌山館」(仮称)を設け、来場者に県の観光地の疑似体験ができる仕組みづくりを検討していると紹介されました。大阪・関西万博は和歌山県も関わりがあるビッグイベントということもあり、今から開催が楽しみです!