第112回 世界遺産 田辺市本宮町を巡ってきました!
今回は初夏の田辺市本宮町をご紹介。コロナ禍が落ち着いてきたこともあってか、平日にもかかわらず、観光客の皆さんが町内を訪れていました。ちょっと久しぶりとあって、本宮町内の世界遺産に登録されている名所を中心に巡ってきました。
まずは全国の熊野神社の総本宮にあたる熊野三山のなかでもひときわ厳粛な雰囲気を漂わせる『熊野本宮大社』へ。本殿へと続く158段の石段をゆっくり上り神門をくぐると、檜皮葺の立派な社殿が姿を現します。境内にある、日本サッカー協会のシンボルとしても有名な八咫烏のポストは必見ですよ。
熊野本宮大社から500メートルほど離れた位置にある大鳥居の奥にあるのが『大斎原』です。熊野本宮大社の旧社地で、神が舞い降りたという伝説があります。こんもりとした森に覆われた神秘的な雰囲気を感じる空間で、パワースポットとしても有名です。
熊野本宮大社や大斎原を望む地にあるのが『世界遺産熊野本宮館』です。こちらは世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪れる人々に向け、観光情報発信を行っています。周辺情報も閲覧できるので、町を散策する前にぜひお立ち寄りを。
ちなみに熊野本宮大社周辺は、景観を考慮された和の建築のお店が目につきます。鮮やかな色彩のコンビニのロゴマークもシックな茶色だったりします(写真なくてごめんなさい)。
本宮町は温泉街としても有名ですよね。伝統と歴史のある「湯の峰温泉」方面に行ってみましょう。湯の峰温泉は開湯1800年、熊野詣において湯垢離場として栄えた日本最古の湯としても親しまれています。日によって7回も湯の色が変化するといわれている天然温泉の岩風呂「つぼ湯」は、世界遺産にも登録されています。
昔ながらの温泉情緒を残す周辺には「湯の峰温泉公衆浴場」があります。こちらは最近リニューアルオープンされたそうですよ。
美しい緑に覆われ、のんびりとした空気が漂う夏の本宮町、ドライブや旅行でぜひ訪れてみてください!