第99回 『和歌山市の新たなシンボル『和歌山城ホール』がオープン!』

第99回 『和歌山市の新たなシンボル『和歌山城ホール』がオープン!』

2021年10月29日(金)にオープンした『和歌山城ホール』に見学に行ってきました! 同ホールは「多様な文化芸術を市民が創造・発信していく文化拠点」をコンセプトに、旧市民会館の老朽化に伴い建設されました。

1階のエントランスホールは、4層吹き抜けの開放的な空間。内装には紀州産木材がふんだんに使われており、温もりを感じさせるデザインがおしゃれ! 入口すぐには、各種展示で利用できる展示室があります。

大・小ホールへの出入り口に通じる2階は「ホールロビーフロア」。大ホールは、音楽や演劇、舞踏などあらゆる演目に利用できる多機能ホールで、席数は954席。和歌山城天守閣のパターンをあしらった赤いシートがひと際目を惹きます。小ホールは395席。コンパクトな造りで小規模な演目に利用できます。

3階の「創造育成フロア」には、作品展示や活動スペースとして利用できる多目的スペースを中心に、大ホールの舞台と同じ広さを持つリハーサル室や、さまざまな広さの練習室を完備しています。

4階の「カンファレンスフロア」は、コンベンション利用も可能な各種会議室が集まるフロア。そして5階は「屋上庭園フロア」。市民に開放されている緑豊かなガーデンテラスや芝生広場が整備されており、和歌山城天守閣が望める絶景ポイントです。取材時には、お子さん連れのご家族が、芝生広場でのんびり過ごしていましたよ♪

これからコンサートやイベントが続々と開催予定の和歌山城ホール。機能的な大小ホールでの演目や音楽などの鑑賞も楽しみです。屋上スペースには自由に入ることができるので、市民の憩いの場として、私たちもどんどん利用したいですね!