第94回 『今さらですが…白浜の名勝・千畳敷の名前の由来をご存知ですか?』
久しぶりに白浜町の景勝地『千畳敷』に行ってきました! 県民の皆さんならご存知、千畳敷は、円月島や三段壁とともに国の名勝に指定されている超有名スポットの1つです。地形は、新第三紀層(約2300万年前~約260万年前、地質時代の区分の1つ)の砂岩からなる太平洋に面したスロープ状の岩盤。長い年月をかけて浸食され、今のように複雑な地形が作り出されました。広さは約4ヘクタールで、東京ドームの約1個弱。広大な太平洋に夕日が沈む景色は「日本の夕陽百選」にも選ばれています。
それでは、下に降りましょう! と、その前にこちらをじっと見つめるペンギンさんが気になります。彼(彼女?)は、過去に開催されたイベント時に描かれたペンギンアートで、イベント終了後もこの地に佇んでいます。千畳敷と大海原をバックに、ペンギンさんを撮影すると、とてもアートな雰囲気になるのでぜひお試しを。
岩盤に降りてみると、ユニークな形をした岩がいっぱい! あちらこちらでポーズをとって撮影する観光客の楽しそう姿にほっこりします。海のすぐそばまで近づけますが、滑りやすい場所もあるのでくれぐれもご注意ください。
駐車場の敷地内には土産物販売店があり、地元産品を使用したスイーツやグルメも楽しめます。ここでしか買えないオリジナルのお菓子や土産品もありますよ♪
このモニュメント(椅子かな?)は、千畳敷から世界各地までの距離を記したもの。ちなみにモスクワまで7429キロもあるそうです! って、想像できませんよね(汗)。
というわけで、ようやくですが名前の由来について触れておきましょう。「畳を千枚敷けるほどの広さ」がその由来だそうで、「千畳敷」の名前を見ると一目瞭然ですよね。秋を迎えお出かけにぴったりの季節、雄大なスケール感に圧倒されてください!