第89回『御坊生まれの蓮『舞妃蓮』が咲き誇る『北吉田 蓮の郷』』

第89回『御坊生まれの蓮『舞妃蓮』が咲き誇る『北吉田 蓮の郷』』

御坊市にある『北吉田 蓮の郷』に行ってきました! ここは地域の文化育成、交流を深めようと発足された「特定非営利活動法人 北吉田蓮の郷」が立ち上げた蓮の公園。園内は、御坊市を代表する花「舞妃蓮」が池一面に咲き誇り、世界最古の花「大賀蓮」をはじめとした有名な蓮がたくさん咲き競う美しい光景が広がります。

 

「舞妃蓮」とは、御坊市藤田町吉田出身の阪本祐二氏が大賀蓮と王子蓮を掛け合わせ作出させた御坊生まれの蓮。今も皇居の庭で大切にされています。「大賀蓮」は、昭和26年大賀博士により、千葉県検見川農場地下約6メートルから発掘された世界最古の花。千葉県天然記念物にも指定されています。

6月から遅くは秋にかけて、色とりどりの花の咲く姿を鑑賞できる同園内の蓮。取材日はあいにくの雨でしたが、蓮の葉に雨粒が零れ落ちる情緒的な瞬間をいくつも見ることができて、むしろラッキー♪ 見頃のピークを迎えているので、興味を持った方はぜひ行ってみてください!