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第83回 『ご存知ですか?「紀州伝承田宮流居合術」』

和歌山市観光協会が実施する体験コンテンツの1つ、『紀州伝承田宮流居合術』の実技体験に行ってきました! 田宮流居合術とは、紀州藩主・徳川頼宣に仕え、お家流としてさまざまな歴史を刻み継承されている伝統のある居合術です。この実技体験では、胴着を身に着け、真剣と同じ重さの模造刀で刀の扱い方を学び、基本となる壱之型「稲妻」の習得をめざします。

※今回のあずまくんは撮影担当。お付きのスタッフが代わりに体験しました。

体験場所は和歌山城南側の岡公園近くにある「武徳殿」。まるで時代劇に出てくるような雰囲気の武道場。凛とした空気が漂い、自然と背筋が伸びます。

ここで「居合」についてご説明。居合とは自らが攻撃をして勝つことをめざすものではなく、敵の不意の攻撃に応じて、間をおくことなく、我が身を防衛して勝つ所作のこと。

お借りする刀はもちろん模造刀。といっても、見た目は怪しい光を放つ本物のようで、カッコ良い! でも片手で持つと重くて右腕がふらふら。こんなんじゃ大岩を一刀両断するなんて夢のまた夢。刀を振り下ろしても「ヒュン!」という音が鳴らない。先生方が奏でるような空間を切り裂く音は、最後まで出ず仕舞いでした…。

 

 

冒頭でも書いたように、この体験の最終形は基本となる壱之型「稲妻」の習得。抜刀して襲い掛かる敵に対して、相手が斬りかかってくる寸前に、右足を踏み出し、敵の右腕を切りつける。後ろにさがる敵に対して、再び右足を踏み込んで、真っ向から切り下す。という流れなのですが、手本を示してくれる先生方の所作の美しいこと! 流れるような動きは見惚れてしまいます。…見惚れてしまうばかりで、私の動きはぎこちない(汗)。先生方は忍耐強く指導してくださいました(汗)。

 

刀の扱いを学ぶだけではない、古き良き日本人の精神性や礼儀作法の大切さも感じることができる田宮流居合術の実技体験。刀好きの人はもちろん、ブームにのって時代劇的な世界観に浸るのも良し。興味のある人は、参加してみてはいかがでしょうか?