第75回 『ダイナミックな洞窟内を探検!「三段壁」』

屏風のように海に直立する絶壁、岩肌には黒潮が激しく打ち付ける…。そんなダイナミックなシーンを眼下から望めるのが白浜町の「三段壁」。国指定名勝で、2016年4月には「恋人の聖地 南紀白浜/三段壁」としても選定されています。
そんな三段壁には、平安時代、源平の合戦で知られる熊野水軍が船を隠したといわれる海蝕洞窟があります。でも外から見るだけではそんなの想像できませんよね? という訳で、いざ、洞窟に入ってみましょう!

「三段壁洞窟」は、三段壁の内部を見学できる施設。チケットを購入したら、スタッフがエレベーター乗り口から洞窟へ案内してくれます。地中36mを降りれば、そこは異世界!

一周約200mの探訪歩道には、熊野水軍番所小屋や、岩肌に10の石像が見える十像岩、波や潮流によって作られた漣痕(リップル)など、見どころのオンパレードです。

自然の壮大さを五感で堪能した後は、熊野水軍になりきって記念撮影をしたり、ここでしか買えない土産物を選んだり、最後まで楽しめる三段壁洞窟。パンダや温泉だけが白浜の魅力じゃない! 壮大な大自然と歴史に浸ってください!