第33回 『実は全国でも珍しい“お城の中の”動物園、人気上昇中!』
こんもり虎伏山にそびえる天守閣が美しい、和歌山市のシンボル・和歌山城。春になると満開の桜が、秋には紅葉が城内に彩りを添え、私たちを楽しませてくれます。そんな市民の憩いの場であるお城にある『和歌山城公園動物園』(以下、動物園)。和歌山市で暮らす方なら、一度は足を運んだことがあるのでは? ツキノワグマのベニー園長はじめ、たくさんの動物たちが出迎えてくれる動物園では、昨年から仲間たちが増えているのはご存知ですか?
注目は紀州犬「絢芽(あやめ)」「皐月(さつき)」の姉妹。紀州犬は昭和9年に天然記念物に指定。近年は飼う人も減り、存続が危惧されていました。ふれあい体験も実施しているので、この機会に紀州犬の魅力を感じてみては?
また昨年12月にはミーアキャットのシオンちゃん(雌・1歳)が仲間入り。先輩ミーアキャットのみっくん(雄・12歳)と仲良く過ごしています。この年の差カップルの動向?も気になりますね。
寒風吹き付ける冬もそろそろ終わり、春の足音が近づいてきました。チャーミングな動物たちに会いに、足を運んではいかがでしょうか?