第24回 『地元自慢の山の恵みを味わおう!』

フレンチ、イタリアン、和洋食と、どんな料理にも合い、滋味深さを創出する高級食材・ジビエ。和歌山はそんなジビエのメッカでもあるんです!

ジビエは野生の猪やシカなどの肉を調理したもので、締まった肉質や栄養価の高さで注目を集める食材です。一方で自然豊かな和歌山は、年々深刻化する野生鳥獣の農作物被害などに悩まされてきました。そんな中、捕獲された野生鳥獣を貴重な食資源として活用、ブランド化しようと県主催の「わかやまジビエフェスタ」などのイベントも活発に行っています。ジビエ料理と言えば、独特の臭みや硬さを連想する人もいるでしょうが、鮮度の高い状態で提供できる「わかやまジビエ」は、臭みがなく、肉質もジューシーで柔らか。地元のレストランや宿泊施設などで12月から2月にかけて自慢の味が提供されます。

四季ごとの緑や清流など、豊かな自然に囲まれている和歌山県。この大自然が育んだ「わかやまジビエ」だからこそ、本当のおいしさに出会えるのでしょう。