第二回「あの抹茶入りソフトクリームの誕生秘話とは?」

和歌山県民ならおなじみの『グリーンソフト』は、世界で初めての抹茶入りソフトクリームだというのはご存知?

開発・販売は、和歌山市内にある安政元年(1854)
創業の老舗のお茶屋さん『玉林園』。グリーンソフトが誕生したのは、今から約60年前の昭和33年(1958)。

「お茶屋の夏枯れ」に何か良い策がないかと先代社長が悩んでいたところ、ミルクに抹茶を入れたらおいしいと聞きつけ、抹茶とソフトクリームを結びつけました。

クリーム作りからこだわり、試行錯誤を繰り返し完成させた逸品は、時代に応じて味を調整していますが、石臼だけで引いた抹茶を使用することは今も変わりありません。

お店で食べられる「柔らかいグリーンソフト」と、スーパーなどで買える「かたいグリーンソフト(グリーンソフトハード)」、コンビニなどで販売している「グリーンソフトカップ」の3種類。

あなたはどのグリーンソフトがお好み?