第198回 鉄道ファン必見! 「野鉄」の車両が間近で見れる公園

第198回 鉄道ファン必見! 「野鉄」の車両が間近で見れる公園

紀美野町下佐々にある『紀美野町立 くすのき公園』に行って来ました! 園内には名称の由来である約14メートルを誇るくすのきの大木がそびえ立ち、子どもたちが気軽に楽しめるカラフルな遊具が整備されています。なかでもひと際目に入るのが、かわいく佇む鉄道車両。なんと野上電気鉄道(以下、野上鉄道)の車両が展示されているのです!

野上鉄道はたわしやロープなどの特産品を港のある日方町(現在の海南市)へ運搬することを目的に、大正年間に設立。日方駅と野上町(現・紀美野町)の登山口駅を結ぶ全長約11.4kmの路線で、当初は観光客輸送の役割も担っていました。しかし車社会の到来で利用客が減少し、1994年に廃線になりました。

     

展示されている車両は「モハ31」。1934年の日本製で木造車を鋼体化したもので、約30年間阪神電鉄で活躍した後、1963年に野上電鉄に譲渡され、廃線時まで地域住民の移動手段として頑張りました。

オレンジと白のツートンカラーで昭和テイストな趣きは、令和の世にこそ映えるデザイン。鉄道ファンの方はもちろん、初めて知ったというあなたも、ぜひ見学に訪れてレトロなフォルムに癒されてください!