第188回 伝説の生き物オブジェを探せ!

巷では怪談や妖怪といった怖いものがちょっとしたブームです。
恐怖心や好奇心を刺激するイベントの開催や、怪談バーなるものが営まれていて、夜な夜な賑わっているのだとか。
まさに、信じるか信じないかはあなた次第…の世界がそこにはあるのです。
そこで今回は、空想?本物? 和歌山に実在する伝説上の生き物オブジェをご紹介します。
伝説上の生き物といって真っ先にイメージするのは、龍ではないでしょうか。
田辺市龍神村には村名にちなみ、龍のオブジェやアートが至る場所に存在します。
写真は、龍神温泉へと続く道にそびえ立つチェーンソーアート。
やや強面な顔つきにリアルな質感が再現され、とても神々しく見えます。
写真を撮る時は、車に注意してくださいね。
和歌山で伝承される生き物の代表格は、八咫烏(やたがらす)です。
三本足のカラスとして知られるシンボル的存在で、世界遺産・熊野三山では神の使いとされています。
日本サッカー協会のシンボルマークとしても有名なので、知っている人も多いのでは?
写真は、那智勝浦町の『大門坂』駐車場敷地内。
2011FIFA女子サッカーワールドカップを制したなでしこジャパンの選手たちの足跡レリーフが設置されている記念碑に、八咫烏の石像が鎮座しています。
妖怪のオブジェといえば、御坊市にある『日高港塩屋緑地(Sioトープ)』。
園内には「水木しげるが描くゲゲゲの鬼太郎と和歌山の妖怪」をテーマにした石像が10体設置されています。妖怪好きならおなじみのスポットですよね。
今回は超メジャーな河童さんにご登場いただきました。
そして最後は、実在していたであろう生き物、恐竜です。
かつらぎ町花園にある『小原洞窟恐竜ランド』の入口周辺では、巨大な恐竜たちのオブジェがお出迎え。大迫力の存在感で圧倒されること間違いなしです。
迷路のような洞窟を冒険できる洞窟ラビリンスにもぜひ行ってみてください!